誤解を恐れずに言えば、ものすごく大好きです。
なんだろう?理想の男、というわけでもないし。目標とする人、というわけでもない。
エッセイストで、小説家で、映画監督で、旅の達人。男の子だったら、憧れずにはいられないような存在の人。そんな人なんです。

私は昔、趣味の一つに「乗馬」をしており、私設のサークルにも入っていたのですが、その仲間の一人が、何気なく私に勧めてくれた映画がありまして。その映画のタイトルが「白い馬」。それが椎名さんの監督作品だったんです。
私の住んでる地方では上映がなく、しかたなくビデオを購入。見る。……。お世辞にも、おもしろい!と絶賛できる内容ではないかもしれませんが、確実に心には響きました。
ここから、私は、椎名さんの本を読み漁り、もうどんどん深みにはまっていくことに。旅の本を読んでは、その土地に思いをはせたりして。
あまり人の影響を受けたりはしないのですが、この人とは初めて影響を受けた人です。この人の歩んできた人生を知るたびに、羨ましい気持ちと、自分だってまだ遅くない!という気持ちと、両方にいい影響を及ぼしてくれます。

たくさんの作家さんの本を読んでいますが、ハードカバーで買ってもいいな、と思わせるのは、この人と京極夏彦だけですね。

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