FF XIの出来事?2
2004年11月2日 ヴァナ・ディールをゆるゆると現実世界でも偶然の出会いや出来事なんてのは、数限りなくあると思う。言い換えれば、起こる現象全てが偶然なのかもしれない。ま、世の中には偶然はなくて、起こる物事全ては必然だ、なんてことを言う人もいますが。同じ事だと思うんですよね。偶然も必然も。意識下にあるかないかの違いぐらいなんじゃないかな。
話がそれた。
FF XIはネットワークゲームだ。そこにいるのは「キャラクター」でありながら同時に「人間としての自分」だったりもする。こんな出来事が昨日あった。
僕は亀が2足歩行しているようなモンスターと戦い、ややダメージをおっていた。ちょっと回復しようかな・・・。少しの気の緩みがあったのだろう、背後からダメージが。気が付くと、トカゲのようなモンスターに襲われていた。ダメージをおってはいるものの、能力的には僕が上。冷静に冷静に対処をしていたつもりだった。まもなく、勝利。勝てた。安堵のため息が漏れる。正直、ちょっと危なかった。HPは30をきっていた。・・・あれ、27・24・21・・・・。減ってる?あれ?あれ?焦る僕。それはトカゲのブレスによる毒状態だった。
僕はモンクだ。魔法はもちろん使えない。毒消しも持ってない。あぁ、初めてHPが0になるのか・・・。もう出来ることはない。呆然とモニターを見つめる。
HPが10をきったとき、そのエフェクトは起きた。僕の、画面の中の僕の体が光ってる!同時にメッセージ。回復魔法だ。いったい誰が?
慌てて回りを見渡す僕の視界に入ってきたのは、明らかに僕より高レベルの白魔導師。さらに魔法はかかり、同時にメッセージが流れる。「毒は消しました。体力も大丈夫ですね?間に合ってよかったです。」
彼(もしくは彼女ですね)は危ない戦いかな?と思い見守ってくれていたという。
ありがたくて、嬉しくて。ぼくはよくわからないチャットの方法を調べ、ただ一言だけ精一杯の気持ちで言葉を返した。
「ありがとうございます。」
彼は頑張ってね、との言葉を残し、僕がまだいけないようなエリアへ駆け出していった。
呆然と見送り、考えた。ネットの中とはいえ、キャラクター同士の会話とはいえ、今確かに僕は出来るだけの心を込めた。これに思いは通じただろうか。
ゲームの中という顔も素性もわからない世界で、人からの親切を受けたのは、現実世界と同じように嬉しく、ありがたかった。
この日記を彼がみることは、ほぼありえないとは思うけど、もう一度だけ。
「ありがとうございました」
話がそれた。
FF XIはネットワークゲームだ。そこにいるのは「キャラクター」でありながら同時に「人間としての自分」だったりもする。こんな出来事が昨日あった。
僕は亀が2足歩行しているようなモンスターと戦い、ややダメージをおっていた。ちょっと回復しようかな・・・。少しの気の緩みがあったのだろう、背後からダメージが。気が付くと、トカゲのようなモンスターに襲われていた。ダメージをおってはいるものの、能力的には僕が上。冷静に冷静に対処をしていたつもりだった。まもなく、勝利。勝てた。安堵のため息が漏れる。正直、ちょっと危なかった。HPは30をきっていた。・・・あれ、27・24・21・・・・。減ってる?あれ?あれ?焦る僕。それはトカゲのブレスによる毒状態だった。
僕はモンクだ。魔法はもちろん使えない。毒消しも持ってない。あぁ、初めてHPが0になるのか・・・。もう出来ることはない。呆然とモニターを見つめる。
HPが10をきったとき、そのエフェクトは起きた。僕の、画面の中の僕の体が光ってる!同時にメッセージ。回復魔法だ。いったい誰が?
慌てて回りを見渡す僕の視界に入ってきたのは、明らかに僕より高レベルの白魔導師。さらに魔法はかかり、同時にメッセージが流れる。「毒は消しました。体力も大丈夫ですね?間に合ってよかったです。」
彼(もしくは彼女ですね)は危ない戦いかな?と思い見守ってくれていたという。
ありがたくて、嬉しくて。ぼくはよくわからないチャットの方法を調べ、ただ一言だけ精一杯の気持ちで言葉を返した。
「ありがとうございます。」
彼は頑張ってね、との言葉を残し、僕がまだいけないようなエリアへ駆け出していった。
呆然と見送り、考えた。ネットの中とはいえ、キャラクター同士の会話とはいえ、今確かに僕は出来るだけの心を込めた。これに思いは通じただろうか。
ゲームの中という顔も素性もわからない世界で、人からの親切を受けたのは、現実世界と同じように嬉しく、ありがたかった。
この日記を彼がみることは、ほぼありえないとは思うけど、もう一度だけ。
「ありがとうございました」
コメント