FF XIの出来事?7 【後編】
2004年11月25日 ヴァナ・ディールをゆるゆると僕の目的は、あくまでもレベルを18にあげることだった。
うまく伝わらなかったかもしれないが、Aさんに言いたかったことはそんなことだった。
話を聞いたAさんは少し考え(ているように見えた)、「少し待ってね」とだけ、僕に伝えた。
待つこと5分くらい。Aさんが「これでいけるかな?」というのと同時に一人のキャラクターが近づいてきた。同時にAさんからパーティーの誘いがきた。とりあえず参加する。近づいてきたのはTさんという方で、Aさんの友達らしい。
「じゃぁ、行こうか。」
Aさんが走り出す。経験が少ない僕でもはっきりわかる。この辺のモンスターは強い。いくらAさんとTさんが経験豊富でも、経験では太刀打ちできないレベル差が存在する。
しばらく走ると、突然戦闘に突入した。Aさんが攻撃したらしい。見たこともないカニのようなモンスター。はげしい戦いを終えると、もうパーティーはぼろぼろだった。
「やっぱりだめかな?ちょっと待ってね。」
Aさんは言うなり走り出す。見る間に視界から消えてしまった。なんだろう?ただただ、僕は、待つしかない。
・・・戻ってきた。戻ってきた??明らかに別人だ。そうか。メインジョブに変更したのか。ようやく飲み込めた。
レベルを上げるのが目的じゃないんだ。クエストに必要なアイテムを集めるのを手伝ってくれてるんだ。
Aさんは戻ってきて「これだと経験値が0だから・・・」と申し訳なさそうに話す。
十分です。その、何の特にもならない行為をためらいもなくしてくれることが、僕には嬉しかった。
結果的に、僕は全てのアイテムを集めた。そこに費やした時間は軽く1時間を越えていた。感謝以外の言葉がない。
どんなに言葉でお礼を言ったとしても、それでもまだ足りない。
ありがとう。
最後にAさんと約束したことは必ず守ります。
Aさんの別れ際の言葉はこうだった。
「次に同じ境遇で困っている人がいたら、必ず力になってあげてね。無理しない程度でいいからw」
約束します。
ありがとうございました。
うまく伝わらなかったかもしれないが、Aさんに言いたかったことはそんなことだった。
話を聞いたAさんは少し考え(ているように見えた)、「少し待ってね」とだけ、僕に伝えた。
待つこと5分くらい。Aさんが「これでいけるかな?」というのと同時に一人のキャラクターが近づいてきた。同時にAさんからパーティーの誘いがきた。とりあえず参加する。近づいてきたのはTさんという方で、Aさんの友達らしい。
「じゃぁ、行こうか。」
Aさんが走り出す。経験が少ない僕でもはっきりわかる。この辺のモンスターは強い。いくらAさんとTさんが経験豊富でも、経験では太刀打ちできないレベル差が存在する。
しばらく走ると、突然戦闘に突入した。Aさんが攻撃したらしい。見たこともないカニのようなモンスター。はげしい戦いを終えると、もうパーティーはぼろぼろだった。
「やっぱりだめかな?ちょっと待ってね。」
Aさんは言うなり走り出す。見る間に視界から消えてしまった。なんだろう?ただただ、僕は、待つしかない。
・・・戻ってきた。戻ってきた??明らかに別人だ。そうか。メインジョブに変更したのか。ようやく飲み込めた。
レベルを上げるのが目的じゃないんだ。クエストに必要なアイテムを集めるのを手伝ってくれてるんだ。
Aさんは戻ってきて「これだと経験値が0だから・・・」と申し訳なさそうに話す。
十分です。その、何の特にもならない行為をためらいもなくしてくれることが、僕には嬉しかった。
結果的に、僕は全てのアイテムを集めた。そこに費やした時間は軽く1時間を越えていた。感謝以外の言葉がない。
どんなに言葉でお礼を言ったとしても、それでもまだ足りない。
ありがとう。
最後にAさんと約束したことは必ず守ります。
Aさんの別れ際の言葉はこうだった。
「次に同じ境遇で困っている人がいたら、必ず力になってあげてね。無理しない程度でいいからw」
約束します。
ありがとうございました。
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