ISBN:4062122146 単行本 京極 夏彦 講談社 2003/12/20 ¥2,100 江戸時代に出版された黄表紙などで人気を博したという妖怪「豆腐小僧」が、自らの存在理由を求めて旅をする。豆腐を載せた盆を手に、ただ立ちつくすだけの妖怪である自分は、豆腐を手放すと、ただの小僧になるのか、それとも消えてしまうのか。男女の色恋に赤面し、自分以外の妖怪におののいてしまう軟弱さにもかかわらず、胸に去来するの…

まぁ好きな作者ってのもあるんですが、やっぱ表紙にやられたってのがでかい本ですw
なんともいえない可愛さがw
本屋に勤めてたから、本ってのは内容だけで売れるわけじゃないってのは知ってたけど、この表紙はなぁw
本屋で働いていたころは、内容を読まなくても、なんとなく売れる本ってのは判断できたりしました。それは、作者だったり人気シリーズだったりなんとなく売れそうな雰囲気だったりするんだけど、この本のように表紙ってのもキーになるんだよね。
で、勘がはずれる確立が一番高いのも表紙で判断したやつだったりw
あ、これはおもしろかったけどね。
たまにはふらっと本屋に寄って、中を確認しないで本を買ってみるのも楽しいですよ。

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