必要なのかな?この派遣村って。
どーして「現金」を至急してしまったのでしょう。
たしか、この現金って就職活動をする際に必要になる経費に使うために支給されたはず。まぁそこまでは100歩譲って良しとしてもだ。現金でなければならない理由はあるのだろうか?派遣村からハローワークまでの運賃ならバスや電車のチケットを渡せばよい。履歴書が必要ならハローワークで配布すればよい。面接先までの運賃なら結果報告を義務付けたうえでバス代や電車代を配布すればよい。もちろん、一人一人の支給額を管理する。
ここまで徹底的な管理すらできないようなら、派遣村なんて必要ないと思うし、現金なんで渡さなければいい。
やるんだったら徹底的にやってほしい。厳しい仕事だろうが、人が敬遠する仕事だろうが、「仕事がほしくて」活動をしてるのであれば、住むところがないくらいに追い込まれているのであれば、どんな仕事でも受け入れるはず。今仕事をしている人の大半は、自分がしたい仕事とは違う仕事をしている人が多いと思う。自分の理想どおりの仕事につける人は、かなり努力をしたはず。
仕事がないと国に訴え、待遇改善を国に訴え、支援をしろと国に要求する。だったら、どんな仕事でも受け入れるってのが筋じゃないだろうか。
そして、国。
たんにお金をばら撒くのではなく、今人数を必要としている業種を調査し、どのような仕事にどのくらいの人数が必要なのかを把握し、求職者を送り込めるような体制を作ってほしい。
アイディアなんてのは考えれば出てくる。くだらない党批判・議員批判をしているような時間があったら、地元で選挙活動のようなことをしているくらいなら、困っている人のために行動を起こし、実績を積み重ねてほしい。この国の選挙のシステムや政治のシステムを考えれば、個人に期待するのではなく、政権与党に期待をするのは明らかじゃないだろうか。先の衆院選挙で名もない民主党の人が大量当選できたのも、「民主党」に期待をした人が多かったから。自民党に失望した人が多かったから。
このニュースみたいにたいした事もできないような政党なら、次の参院選挙では過半数なんて取れないでしょうよ。そこまで国民も馬鹿じゃない。
実績を作るために急ぎたい気持ちもわかるけど、政権与党にはどっしりと落ち着いて、国民が望んでいること、日本のためになること、そんなことをしっかり考えて、取り組んでほしいと思います。

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