2013年2月3日読了。

ポプラ文庫ってのがあること自体知らなかったのが情けないね。。。

古本道場っていうくらいだから、一般的な人が古本にどっぷりとはまっていく過程を書いてる本ですね。
本が元々好きだから、欲しい本は新刊書店で買うことが普通だったけど、まぁ古本屋が身近に無かったってのもあるけどね、俺も東京に住んでいたらこんな感じで古本の楽しさを感じたのかもしれないなー。
本って、新刊書店で買えるうちはそれでいいんだけど、ある特定の人にしか需要がない本ってのもあるんだよね。そんな本って、時間が経つと新刊書店では買えなくなっちゃう。流通されなくなるからね。
俺が本屋で働いてたときも、新刊本が店頭に並ぶのは3ヶ月間が最長だったな。これはどこの書店でも一緒だと思う。新刊本って返品期間がほとんど3ヶ月なんだよね。だから、ほしい本は出たらすぐに買っておかないと、2度と巡り合うことができなくなっちゃう。
でも、そんな本でも誰かが買ってたりして、それを古本屋に売ってたりするんだよね。てことは、古本屋に行く必要ができるわけだ。

こんな本を読んでいると、東京に住みたくなるね。仕事の関係で難しいことだけど、休みの日だったり、会社帰りにふらっと古本屋に立ち寄れるってのがなかなか贅沢だし、幸せなことなのかもしれないなぁ。
俺が住んでる福島にはBOOK-OFFのようなチェーン店しかないし、そもそも新刊書店が少なくなってることもあって、もしかしたらそんなに本を読む風土じゃないのかもしれないね。
こんなブログを書いて、少しでも本を読むこと=贅沢な時間、ってのが伝えられたら嬉しいんだけどね。

コメント