BOOK-OFF 福島南店にて

1.一刀斎の古本市(古本) 森毅
  筑摩書房(文庫) 1996年9月24日第1刷発行 350円

2.星を継ぐもの(古本) ジェイムズ・P・ホーガン
  東京創元社(文庫) 2011年5月13日86版 400円

TSUTAYA 福島南店にて

3.星の神話・伝説(古本) 野尻抱影
  講談社(文庫) 2006年7月10日第39刷発行 105円

4.贈る言葉Terror(古本) 宮部みゆき
  光文社(文庫) 2006年12月20日初版1刷発行 105円

5.殉教カテリナ車輪(古本) 飛鳥部勝則
  東京創元社 1998年9月30日初版 105円

6.ベルディード・ストリート・ステーソン(古本) チャイナ・ミエヴィル
  早川書房 2009年6月25日初版発行 500円

宮脇書店 ヨークタウン野田店にて

7.生命40億年全史 上巻(新本) リチャード・フォーティー
  草思社(文庫) 2013年12月9日第1刷発行 945円

8.生命40億年全史 下巻(新本) リチャード・フォーティー
  草思社(文庫) 2013年12月9日第1刷発行 945円

BOOK-OFF 森合店にて

9.羽子板娘(古本) 横溝正史
  角川書店(文庫) 昭和52年4月30日初版発行 105円

10.空を飛ぶパラソル(古本) 夢野久作
  角川書店(文庫) 昭和54年9月30日初版発行 105円

11.チベットわが祖国(古本) ダライ・ラマ
  中央公論社(文庫) 1989年10月30日再版 105円

12.おそろし(古本) 宮部みゆき
  新人物往来社(新書) 2010年6月18日台刷発行 105円

13.書斎(古本) 現代新書編集部
  講談社(新書) 昭和62年3月20日第1刷発行 105円

明けましておめでとうございます。
このブログが段々自分の書籍購入記録になりつつあるのですが、それはそれでいいのかなぁと思ってます。
誰が読んでいるかわかりませんし、そもそも誰か読んでいるのかもわかりません。もし、このブログを楽しみにしている変わった方がいるのであれば、今年も雑文・駄文を書き連ねると思いますが、よろしくお願いいたします。

1は古本市についての話ではなくて、著者が読んだ本についての書評です。様々な本がジャンルを問わずに紹介されているようで、どうしても購入に偏りのある私のような人にはありがたい内容です。

2は有名な本ですね。たしか漫画にもなっていたはずですが、この本が原作の漫画なのかどうかまではわかりません。
SFというジャンルがメジャーになったのは、遠い未来の世界を描くことで人間の想像力を表現し始めた頃ではないでしょうか。火星だったり、異性人だったり、未来の地球だったり。このような本は時間が経ってから読むとその分近い未来の話になり、リアリティーがなくなるようにも感じますが、良い本はどんな時代に読んでも良いものです。

3は代表的な星座と星を紹介しながら、天体・宇宙についての入門書となるように書かれた本です。
星座は好きです。古代の電気がない頃に、人は空を見上げて何もない空間に瞬く星をつないで1つの絵にする。これって魅力的な話ですよね。今の星座はもっと後年に整備されたのかもしれませんが、古代のご先祖と同じ空を見上げながらあれこれ考えるのは素敵なことですよね。

4は宮部みゆきさんがちょっと怖い話を集めた1冊です。比較的有名な話が集められていますが、これは宮部さんが「本を読むことの導入になる」ことを期待してのことだそうです。
実際に本が好きな人であれば、もしかしたら全て読んだことがあるのかもしれません。ですが、読んだことのない話が1つでもあれば、本の素晴らしさが再確認できるのではないでしょうか。もちろん、読んだことのない話ばかりであれば、それこそ素晴らしい本に出合えたと喜ぶことができます。
うん、いい本です。

5は第9回鮎川哲也賞を受賞した1冊です。このような本の賞というのは色々存在するのですが、その中の数割はその後名前を聞かなくなってしまうことも珍しくありません。嫌な表現ですが「一発屋」と呼ばれる現象ですね。
この飛鳥部さんという方は、私が無知なだけかもしれませんが、この本を手に取るまで知りませんでした。賞をいただく作品ですから、作者の才能があったことには間違いありません。
まず、読んでみたいと思います。

6はたまたま500円以上の本は500円均一セールをしていたので、利用させていただきました。
作者は「都市と都市」でSFのあらゆる賞を総なめにしたほどの力量を持つ方です。正直500円で買えるとは思いませんので、かなりお得だったと思ってます。もしかしたらもっと安く買えたのかもしれませんが。
この本でもう1つおもしろかったのは、なぜか本の間に「群像者の本 図書目録」という小冊子がはさんであったことです。最初に買った方が栞として使っていたのかもしれませんね。うん、古本のおもしろいところです。

7と8は地球誕生からの生命の進化をわかりやすい文章で、まるで小説のようにまとめた本です。上下巻でかなり長いのですが、興味のある分野なので苦にならないと思います。

9はまた買ってしまった横溝作品。・・・うん、少しでも読み進めようね。
江戸を舞台にした捕り物長のようです。ちょっと好きな時代背景ですね。

10は夢野久作。表題の他に6篇が収録された短篇集ですね。
この作者の本も少しづつですが集まってきました。ドグラマグラが有名ですが、色々な小説が読めるのは嬉しい限りです。
見つけたら即買いしてる作者ですので、今回は見つけられて本当に嬉しかった。

11はチベットの第14代目として即位したダライ・ラマの自伝です。インドへの亡命を経験した激動の中でダライ・ラマとして活動した方ですので、非常に興味があります。そもそも、チベットという国自体に興味があるんですけど。神秘的なものを感じさせる国だと思います。バチカンとチベットには、まだ私達が知らない秘密が隠されていると思っているんですけど、真相はどうなのでしょうね。

12は宮部さんの本。江戸時代を舞台にした「百物語」とのことですので、現代的な言い方だと「ホラー小説」になるのでしょうか。
本当に多才な方だと思います。いずれ小説を書いてみたいけど、才能が本当に羨ましいです。

13は多くの作者の書斎を紹介した1冊。書斎という響きには強い憧れがあります。私は家を新築することは、おそらく無理だと思いますけど、実家に戻った際には、どうにかして自分だけの書斎を作りたいと考えています。
作ったら作ったで、そこから出てこなくなる気がしないでもないですがw

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