岩瀬書店 八木田店にて

1.日本SF短篇50 volumeⅴ(新本) 日本SF作家クラブ
  早川書房(文庫) 2013年10月15日 1,071円

西沢書店にて

2.渋沢栄一 上巻(新本) 鹿島茂
  文藝春秋(文庫) 2013年8月10日第1刷 956円

3.渋沢栄一 下巻(新本) 鹿島茂
  文藝春秋(文庫) 2013年8月10日第1刷 956円

TSUTAYA 福島南店にて

4.オルタード・カーボン(古本) リチャード・モーガン
  アスペクト 2005年4月5日第1版第1刷発行 1,000円

5.渋沢家三代(古本) 佐野眞一
  文藝春秋(新書) 平成11年1月25日第4刷発行 84円

6.アルジャーノンに花束を(古本) ダニエル・キイス
  早川書房(文庫) 2002年9月15日38刷 84円

7.本などいらない草原ぐらし(古本) 椎名誠
  角川書店(文庫) 平成18年11月25日初版発行 84円

8.海底二万里(古本) ジュール・ヴェルヌ
  東京創元社(文庫) 2012年1月13日33版 360円

9.ダイヤモンド・エイジ 上巻(古本) ニール・スティーヴンスン
  早川書房(文庫) 2006年3月31日発行 84円

10.闇の左手(古本) アーシュラ・K・ル・グィン
  早川書房(文庫) 2000年3月15日23刷 320円

11.言の葉の樹(古本) アーシュラ・K・ル・グィン
  早川書房(文庫) 2002年6月30日発行 280円

12.ねじまき少女 上巻(古本) パオロ・バチガルビ
  早川書房(文庫) 2011年5月25日発行 320円

13.ねじまき少女 下巻(古本) パオロ・バチガルビ
  早川書房(文庫) 2011年5月25日発行 320円

1はシリーズの最終作です。SFの定義というものは難しく、近代になってその幅はさらに広がっているように感じます。
この本に収録されている作家は、その誰もが近代SF作家の代表であり、その内容も多種となっています。SFというジャンルが成熟した証なのでしょうか。

2と3は近代日本経済を築いたと言っても過言ではない渋沢栄一の人生についての評伝です。最近まであまり興味もなかったのですが、書店で見たときになぜか「買わなければいけない」と感じて購入しました。
あまりこのような本を読むことはないのですが、不思議です。

4は・・・なんでしょうね。棚を見ていて、なぜかすごく気になってしまって買いました。うーん、SFっぽい内容でもあるのですけど、ミステリっぽくもあり。まぁかなり分厚い本なので、ちょっと気合入れて読んでみます。

5は2・3と同じように渋沢栄一についての本になります。これは、2・3を購入した後に見つけまして、まぁ当然のように購入しました。本が本を呼んだ、そんな感じですね。

6は有名な1冊ですね。読んだことがある人も多いと思います。私も学生時代に読んだ記憶があるのですが、内容は全く覚えてません。読めば思い出すかもしれませんが、もう一度新鮮な気持ちで読み直してみたいと思います。

7は椎名さんの本ですね。これ、買った後で気がついたのですが、以前出版された本を改題しているそうです。改題前は「むはの哭く夜はおそろしい」とのことです。・・・嗚呼・・・持っている・・・。

8は有名ですね。ネモ船長、潜水艦ノーチラス号。いいですねぇ。どんな年代になっても、冒険という響きは男の子をわくわくさせるようです。
海底という場所は、もしかしたら未だに未知の世界であるかもしれません。最近ではダイオウイカがちょっとした話題になったことでも、世間の注目を集める場所なのでしょうか。わくわくが止まりませんね。

9はできれば下巻も一緒に購入したかったのですが、贅沢をいってると上巻すら買えないかもしれないので、まずは上巻を購入です。
近未来を舞台にしたSF小説です。

10もSFです。9もそうなのですが、SF作品に贈られる「ヒューゴー賞」を受賞しています。この作品の舞台は、おそらく遠い未来なのでしょう。「人類の末裔」という言葉が出てきますので。
読みたいなぁ。読む時間作らないと。

11も10と同じ作者ですね。この作品も「ローカス賞」という賞を受賞しています。すごい作者だ。。。
舞台は「闇の左手」と同じ場所とのことですので、続編や外伝といった位置づけなのでしょうか。うん、これも楽しみです。

12と13はSF界の賞を総なめにした作品です。
これ上下巻の表紙を並べると1つの絵になるのですが、これが素敵な絵なんです。この絵だけでも買う価値があると思っちゃいます。
舞台は近未来のバンコク。表題のねじまき少女とは、主人公がクラブで出会う少女型アンドロイド。うーん。。。すごく読みたい。

正月休みを利用して、本の整理を進めながらこれを書いてるのですが、本当に買いすぎだと思いました。。。ちょっと反省する必要があるな。
本は読むために買う。これは当たり前です。最近の私は読みたくて買うのではなく、買いたくて買っているように感じます。コレクターとはまた違う、単なる物欲を満たすために買う。これがいいことか、悪いことかまではわかりません。ただ、今はほしい本を買っておかないと、買えなくなってしまうような気がします。
書籍のデジタル化、地方の本屋さんの減少。本を取り巻く環境はすごいスピードで悪くなっているように感じます。
本は紙の本で読むから頭に入ってくると思います。携帯やスマホ、タブレットで同じものを読んだとしても、紙よりもあっさりと読んでしまうかもしれません。
そうは思っても、時代の流れには逆らえないのでしょうね。

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