ビブリア古書堂の5巻目ですね。
色々な本を読んでいますが、楽しみにしているシリーズです。

さて。。。
全部読み終えた感想としては、なんかすっきりしないなぁって感じです。
私の読解力が足りないのか、組み立てが難しいのか。
うーん・・・

ざっくりと内容書いちゃう。
読んでない人は読まないでね。











まず、今回のお話には、プロローグとエピローグが用意されています。
どちらも、内容としては大輔さんの告白に栞子さんが応える形をとっていますが、問題はその日付です。
プロローグは「5月31日」
エピローグは「5月の終わりまで5日を残している日」
プロローグでは「はっきりとした返事は書かれていない」
エピローグでは「はっきりと好き、付き合ってほしいと返事」

これって、何があるのでしょう。
エピローグで事件が発生しているので、プロローグはエピローグの後の話、とも考えたのですが、そのわりには話がつながらない。
5月の終わりまで5日を残している日、すなわち5月26日。この時点では、栞子さんは、はっきりと大輔さんの気持ちに「好き」「付き合いたい」と返事をしているはず。
プロローグでは、大輔さんの告白に「返事を聞かせてほしい」とお願いされている。

うーん。。。

何回も読み返したけど、この2つのエピソードがつながらない。
エピローグの終わりに発生した事件で、大輔さんを巻き込むことは容易に想像できるので、その事件を解決するまでもう一度返事を待ってほしい、そんな展開なのかもしれません。
栞子さんが、大輔さんの気持ちを大事にして、自分の周りで起こっていることにけりをつけてから返事をしたがっている感じは文中でも感じました。
であれば、この事件がきっかけで26日からの5日間で、返事を白紙に戻し、31日に改めて返事をする、そんな展開かもしれません。

にしても、すっきりしない。。。

この状態で6巻まで、また数ヶ月待つことになろうとは。
楽しみにしているだけに、もやもやが大きいですw

本編の話について。今回は難解なトリックではありませんでした。貸本屋のくだりもすぐに思いつきましたしね。
それだけに、もやもやする!

でも、おもしろかったw

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