奇談蒐集家 (創元推理文庫)
2016年10月10日 読書
この作家の名前は知っていたのですが、読んだのはこの作品が初めてですね。
タイトル通り、「奇談」を集めている風変りな男を中心に物語が展開していきます。奇談といっても、怖い話から不思議な話まで色々あるわけで、6つの短編のような話が出てきます。
それぞれの話は奇談を蒐集している「恵美酒」という男に、奇談を持つ人が披露をする、という展開はすべて共通です。
この作品は、本当に話の組み上げ方が上手じゃないかなぁと思います。タイトルから、主人公は奇談を集めている=奇談を中心に話が進むということはわかるのですが、最後まで読み進めると、「やられたなぁ・・・」って感覚になりました。
1つ1つの話だけ見てもきれいにまとめられているのはさすがなんですが、6つの話が揃った後に、自分の予想外の展開が待っているとは考えてもいなかった。短編がずらっと並んで、不思議な話を読んだなぁ。。。くらいの感想で終わるとおもっていただけに、かなり驚かされましたね。
創元「推理」文庫で発刊されている理由がよくわかりましたw
物語のすべてがそうであるように、話の内容や結末を書いてしまうことはタブーだと思うので、あえて書きませんが、書きたくて、誰かに話したくてしょうがない!
1つの話をゆっくり読んでいったので、読み終わるまで時間がかかってしまいましたが、おそらく一気に読んだほうが楽しめるんじゃないかなぁと思います。
タイトル通り、「奇談」を集めている風変りな男を中心に物語が展開していきます。奇談といっても、怖い話から不思議な話まで色々あるわけで、6つの短編のような話が出てきます。
それぞれの話は奇談を蒐集している「恵美酒」という男に、奇談を持つ人が披露をする、という展開はすべて共通です。
この作品は、本当に話の組み上げ方が上手じゃないかなぁと思います。タイトルから、主人公は奇談を集めている=奇談を中心に話が進むということはわかるのですが、最後まで読み進めると、「やられたなぁ・・・」って感覚になりました。
1つ1つの話だけ見てもきれいにまとめられているのはさすがなんですが、6つの話が揃った後に、自分の予想外の展開が待っているとは考えてもいなかった。短編がずらっと並んで、不思議な話を読んだなぁ。。。くらいの感想で終わるとおもっていただけに、かなり驚かされましたね。
創元「推理」文庫で発刊されている理由がよくわかりましたw
物語のすべてがそうであるように、話の内容や結末を書いてしまうことはタブーだと思うので、あえて書きませんが、書きたくて、誰かに話したくてしょうがない!
1つの話をゆっくり読んでいったので、読み終わるまで時間がかかってしまいましたが、おそらく一気に読んだほうが楽しめるんじゃないかなぁと思います。
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