前回のブログでやたら長文を書いてしまったんですけど、勢いだけの人なものですみませんでした。読むのは好きだけど、書くのも好きなんですよ。

さて、前回紹介しました「読者による文学賞」についてですが、私は二次選考を担当しております。私が担当したのは10冊で、いずれも読んでいない本ばかりです。
限られた時間の中で、通常のペースよりも速い感覚で読書をするのは初めてですが、やるからには一生懸命読んで、悩んで、感想を書いていきますので、楽しんでいただけたらと思います。
もちろん、私は普通のサラリーマンなもので書評を得意としているわけではありません。ですので、見当違いのことも書いてしまうかもしれませんし、読んでいる方をイライラさせてしまうかもしれません。
生暖かい目で見守っていただけると幸いです。
それでは、私の担当する10冊です。
おそらく、書いた順番が読む順番になると思います。

本のタイトル 作者名

1.滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1 黒崎 江治
2.Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王 古宮 九時
3.三体 劉 慈欣
4.魔眼の匣の殺人 今村 昌弘
5.オカルトちゃんねる lpp
6.ブリタンニア物語 十織
7.うつせみ屋奇譚 妖しのお宿と消えた浮世絵 遠藤 由実子
8.スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち 朱川 湊人
9.ボーズ・ミーツ・ガール 1 住職は異世界で破戒する 鵜狩三善
10.オーバーストーリー  リチャード パワーズ

この10冊です!
この10冊は、今回の候補作品の中から、自分が読みたい本を一次選択として15冊選択し、他の選考者の方の希望とすり合わせて、その後二次選択を経て私の担当作品となりました。

全部楽しみなのですが、その中でも普段はたぶん買わないようなタイトルも含まれていますので、自分の読書スタイルにどんな影響を与えてくれるか、ということも楽しみです。

他の選考者の方もおっしゃっていますが、読書好きの方が2019年の出版された本の中から「この1冊!」と選んでくれた本ですので、読んでいて面白い本ばかりだそうで。
嬉しい悲鳴ってやつですね。
皆さん今は選考作品を読んでいる段階なので「面白い」とか「すごく楽しい」とか感じているかもしれませんが、私たちは最終選考に進む本を選ぶために読んでいるのです。推薦してくれた方が面白いと言っている本の中から1冊にしぼる必要があるのです。
選ぶ段階になれば、悩んで迷って胃が痛くなるんだろうなー。

それでも、楽しみしかないですね!
随時レビューをあげていきます。

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