岩瀬書店 中合店にて

1.kotoba №11(新本)
  集英社 2013年春号 1,400円

2.江戸川乱歩短篇集(新本) 千葉俊二編
  岩波書店(文庫) 2012年3月15日第5刷発行 840円

3.60年代日本SFベスト集成(新本) 筒井康隆編
  筑摩書房(文庫) 2013年3月10日第1刷発行 997円

4.落穂拾い・犬の生活(新本) 小山清
  筑摩書房(文庫) 2013年3月10日第1刷発行 997円

5.最終定理(新本) アーサー・C・クラーク
  早川書房(文庫) 2013年3月15日発行 1,155円

BOOK-OFF 福島南店にて

6.帝都物語 新装合本版1~6巻(古本) 荒俣宏
  角川書店(文庫) 平成7年5月・6月・7月25日初版発行 各105円

7.帝都物語外伝 機関童子(古本) 荒俣宏
  角川書店(文庫) 平成7年6月25日初版発行 105円

8.金田一耕助の冒険1(古本) 横溝正史
  角川書店(文庫) 昭和54年6月10日初版発行 105円

9.白鳥異伝 上・下巻(古本) 萩原規子
  徳間書店(新書) 2005年10月31日初刷 105円

10.薄紅天女(古本) 萩原規子
  徳間書店(新書) 2005年11月30日初刷 105円

はぁ、また買い込みましたねぇ。。。

1は特集が面白い季刊本で、何回か買ってますね。買わなくても、書店でチェックは必ずしてます。今回は「本屋に行こう」というタイトルで、今の俺には買わないという選択肢はできませんw

2は江戸川乱歩の小説を読むにあたって、短篇集からならはいりやすいかな、と思って購入してみました。これからゆっくりと、江戸川乱歩の魅力にはまっていきたいと考えてます。

3は先日もにたような早川書房の文庫を買ってますが、SFとなると、それもベストとなれば買わずにはいられません。子供だった頃に比べれば、色々とテクノロジーは進化して、電気自動車だったり、携帯電話だったり、実現できれる部分もありますが、それでも近未来への期待感はしぼむことがありません。
SFというジャンルは、形を変えて未来に受け継がれるのでしょうね。

4はビブリア堂古書店の事件手帖でも取り上げられた本ですね。作中で書かれたタイトルは「落穂拾ひ・聖アンデルセン」だったので、あれ?聖アンデルセンは読めないのかな?という、いらぬ心配をしてしまいましたが、ちゃんと収録されていました。よかったよかった。
初めて読む作者ですので、とても楽しみです。

5もSFですね。アーサー・C・クラークの遺作とのことです。SFが好きなことは度々書いてますが、俺は数学が好きなのです。突然話が飛びますがwで、なんで数学かってことになるんだけど、このタイトル最終定理は数学が好きな人なら知っている「フェルマーの最終定理」のことだそうで。好きなSFと数学の融合、読まなきゃ嘘でしょ。

6は突然読みたくなって、古本屋で探してたんだけど、どこにも売ってなくて。ふらっと入ったBOOK-OFFに全館揃って、しかも美本で105円では全巻買うしかないでしょー。
内容は知ってるけど、改めてゆっくり読みなおすつもりです。

7は6の外伝ですね。一緒にいた友人がこれも購入したほうがいいよ、ってことで購入です。これは読んだことがないので、本編を読み終わったら読んでみようと思ってます。

8は・・・なんで買ったのかな?w
まぁ最近アルセーヌ・ルパン、シャーロック・ホームズと読んでいるので、日本の名探偵を読みたくなったのかもしれません。

9、10は以前かった空色勾玉の続きですね。3部作とのことです。
他の古本屋にも売ってたのはしってたけど、安かったので勢いで購入wまだ空色勾玉すら読んでないのに、買ってどーするw

てことで、まーた本の保管に困ってしまうような感じですねぇ。
ほんと、いつ読むんだろw
2013年3月7日 読了。

んとね、昨日に続いて読了してるけど、1日で読んでるわけじゃなくて、複数の本を読み進めてるってことだからねw

さて。
昨日読了した古本街の殺人に続いて、紀田順一郎さんのビブリア・ミステリです。こっちは殺人とかって話しではないね。
読み物としてはこっちのほうが純粋に楽しめました。この本にも貴重な古書がストーリーの中心におかれているのですが、まぁ悲しいことに1冊もその価値がわかる本はありませんでした。
2人の古書店員が、社長の座をかけて古書収集を競いあう本作。古書という魔力が理解できない人には、おもしろくもなんともないでしょうが、その魅力がわかると格別に楽しめるかもしれません。少なくとも、俺は楽しめました。

古書収集家というものは、全員が全員こんな感じなのでしょうか?だとすれば、俺は到底その領域に踏み込むことができずに一生を終えるような気がしますね。うん、そう思うな。
現在古書店を営んでいる人が、全員ここまでの知識を持ってるのでしょうか。うーん、そうだとすれば恐るべし。

今年で40歳かぁ。今まで住んでいる場所も関係あるのか、古書店というものに馴染みがなかったけど、夢を持ち続けていいもんなのか、どうなのか。
困ったもんです。
とりあえず、一箱古本市にデビュー(お客さんから始めないとw)してから考えることにしますか。
2013年3月6日 読了。

紀田順一郎さんの古本街をを舞台にした、ビブリオ・ミステリー。
数年前の俺なら、おそらく読むこともなかったであろう、この本。
古本に興味ありの今だから、読むこともできたし、楽しめたのかな。

古本街で起こった、古本について色々書かれていることをのぞけば、殺人事件を解決するよくあるミステリー。おそらく、古本に興味がない人であればそこまで面白い!とは思わないんじゃないかな?

この本でやってしまったのは、紀田さんの本を読み漁ろう!って決意してから色々購入してるんだけど、同じ創元推理文庫の「鹿の幻影」を買ってしまったこと。これ、読んだ人ならわかると思うけど、内容が一緒なんだよね。改題してるだけっていう。なもんで、同じ本を2冊買ってしまったということだね。
少し調べればわかることなのが悔しい。
悔しいんだけど、題名が違うってだけで、知ってても買ってしまいそうな自分がいるのも悔しい。
ここまで題名が異なると、躊躇無く買ってしまったよw
これから読む人は気をつけてねw

日曜日の休日ってだいたい決まってたんだけど、最近はそこに読書がの割合がかなり大きくしめています。
本を買うときは、数時間で10冊くらいはまとめて購入できちゃうけど、読むときはそれなりに時間がかかるから、すぐに置く場所がなくなっちゃう。
非常に始末が悪いことに、買って満足するときがあるってことだねぇ。
最終的には、買った本は全部読みたいので、手元に置いとくしかないんだけど、そうなると棚がかなり圧迫されてしまう。で、実家とかに持っていくんだけど、買ったことを忘れて、同じ本を買ったりしちゃう。

うーん。。。

てことで、買った本をブログに書いてみることにしたのです。
本当は持ってる本当を全部リストにまとめるつもりなんだけどね。そのためには、実家に行って段ボール箱を全部開ける必要があるのだな。これは想像しただけで嫌になる。あるんだよねぇ。。。かなりの量が。。。
いずれはやらないと、っては思ってるんだけどね。

珍しい雑誌とか書籍が入ってないかなぁ。自分でもどんな本が忘れてるから、楽しみっちゃ楽しみなんだけどね。
宮脇書店ヨークタウン野田店にて

1.日本SF短編50 volume1(新本) 日本SF作家クラブ編
  早川書房(文庫) 2013年2月25日発行 945円

2.チベットのラッパ犬(新本) 椎名誠
  文藝春秋(文庫) 2013年2月10日第1刷 650円

TSUTAYA 福島南店にて

3.四つの署名(古本) コナン・ドイル
  新潮社(文庫) 平成11年1月15日89刷 84円

4.地獄変(古本) 芥川龍之介
  集英社(文庫) 2008年6月7日第20刷 160円

5.空色勾玉(古本) 萩原規子
  徳間書店(新書) 2005年9月30日初刷 84円

6.江戸の子守唄(古本) 平岩弓枝
  文藝春秋(文庫) 2004年3月10日新装版第1刷 84円

7.銀天公社の偽月(古本) 椎名誠
  新潮社(文庫) 平成21年11月1日発行 84円

8.ひまわりの祝祭(古本) 藤原伊織
  角川書店(文庫) 平成21年9月25日初版発行 84円

9.読書を楽しもう(古本) 岩波書店編集部編
  岩波書店(新書) 2003年6月18日第4刷発行 84円

新本、古本、あわせて9冊の購入です。
TSUTAYAで古本20%OFFセールをやっていたので、棚の奥までじっくり見させていただいて、7冊購入しても700円を越えないという。ありがたいことです。

1は早川書房のHPで出版されることは知っていたので、迷わず購入。SF小説ってのは、俺がまだ幼い頃は未来に対しての期待感が大きく、鉄腕アトムやらドラえもんやら、当たり前のように存在することを信じていたな。
2013年になって、色々と便利になってきたけど、劇的な変化はなかったね。残念な気持ちもたしかにあるけど、これからもSF小説で夢のような未来のお話が読めるって考えれば、それはそれでいいのかもね。

2は椎名さんの本。新刊でたら迷わず買う。

3はシャーロック・ホームズのシリーズです。前回同様、新潮社の文庫を買ってみました。長編とのことですが、適度な厚さで飽きることなくよめそうな気がします。まぁ一気に読むだろうけどさw

4は日本文学に挑戦シリーズ!太宰治に続いて芥川龍之介です。たぶん、小学校か中学校の教科書で読んだ記憶があるような無いようなw
この本を選んだ理由は特になくて、短編がたくさん収録されてるから、ってのが一番の理由でしょう。
さてさて、どんな感想を抱くのでしょうか。

5は古代日本を舞台としたファンタジー。結構前から気になってはいたんだけど、安かったのでまず読んでみよう、と。
内容なんざ何も気にしてません。読みたいという欲求に純粋に応えて買ってみました。

6は御宿かわせみの2巻目。まだ1巻を読んでいないのに、たまたま新装版が売られていたので購入です。買えるときに買っておかないとね。

7.は椎名さんの本。椎名さん独特の世界が繰り広げられる短編集です。椎名さんの本は旅日記のような本がすきなのですが、アドバードに代表されるように、小説家としても独特の世界観がはまる人にはとことんはまるようです。
もちろん、俺も大好きです。

8は、昔藤原さんの本で「テロリストのパラソル」っていう本を読んだ記憶があって、しかもそれがすごく面白かった記憶があったので購入。
ミステリーがは大好きなもんで、これはすっごく楽しみです。

9は新書とはいえ岩波ジュニア新書なんですwおっさんがジュニア新書ってのもどうかと思いましたが、読みやすそうだし、なにより面白そうなので、あまり深く考えずに購入してみました。
児童書だろうが、絵本だろうが、いい本はいいものです。
こだわらずに読んでいこうと思います。

さてさて、20%OFFの勢いで色々買いましたが、まぁよく買うよねw
読む本がどんどん貯まっていくのが焦りとなってるのですが、読書をするならじっくり読みたいし、でも読みたい本はどんどん増えるし。
誰か眠らなくて平気な薬とか開発してくれないかね。多少高くても常備薬にするからさw

モヤシ

2013年3月1日 読書
2013年2月28日 読了。

うーむ。。。なぜか文庫版の画像が出てこなかったぞ。

読んでみると、やっぱり椎名さんの文章は読みやすくて、楽しくて、安心して読めるのが嬉しいな。
きっかけはどうあれ、ここまでモヤシに対して並々ならぬ情熱を燃やした人は他にはいないんじゃ?w
モヤシって野菜は俺も好きだけど、ここまでモヤシに対して真摯に向き合うことは、この先何十年生きててもないんじゃないかなぁ。

1回だけ椎名さん本人の講演?を聞いたことがあるけど、あのいつもにこにことした、優しい語り口は想像通りで、幸せな時間を過ごさせてもらった思い出があります。そのときに、現場で購入した写真集にサインをしてもらいましたけど、一生手放すことの無い、宝物になるだろうな。

ブックマーケット福島北店にて

1.岩茶のちから(古本) 左能典代
  文藝春秋(文庫) 2006年11月10日第1刷

2.流転の王妃の昭和史(古本) 愛新覚羅浩
  新潮社(文庫) 平成5年5月15日9刷

3.昭和天皇の妹君(古本) 河原敏明
  文藝春秋(文庫) 2011年7月5日第17刷

4.馬敗れて草原あり(古本) 寺山修司
  角川書店(文庫) 昭和54年7月30日初版発行 4冊で150円

1はお茶の本ですね。お茶は大好きです。日本茶も台湾茶も紅茶も、なんでも好きです。家には常に5種類ほどのお茶がストックされており、その日の気分で飲むお茶を替えてます。
その中でもこの本は「岩茶」にスポットを当てた本。これだけ色々飲んでる俺でも、岩茶を飲む機会はあまりないです。なぜか買うときに購入を渋っちゃうんだよね。なんでだろ?そんなわけで、岩茶と仲良くなりたいために購入w

2は満州国皇帝の愛新覚羅溥儀の弟である溥傑と結婚した浩さんの本。あまり歴史には詳しくないのですが、少し中を読んだだけで読みたい気分が高まり購入です。これは読むのが楽しみな1冊。

3も内容を少し読んで即購入を決意。俺はなぜかわからないのですが、昭和天皇に関する本を何冊か持っていて、昭和天皇という人がすごく好きらしいのです。変な意味ではなく、人としてすごく興味がある、とも言えるかな。
で、この本は昭和天皇の妹君とされる方について皇室ジャーナリストである著者が取材を重ねてまとめた本。この本と出合ったのは運命です。見落とさなくてよかったぁ。

4は競馬ファンならその存在を誰もが知っているであろう、寺山修司さんの本。っていっても、俺は初めて読むんだけどねw
少し中を読んだだけで、昔の名馬の名前がでてきまくる。古きよき博打の匂いを残していた過去の競馬に関して、深く知りたいってことで購入です。

お給料が入ったくせに、4冊で150円と均一コーナーしか見てない俺ってどうなんだろうw
土曜日はブックオフにでもいってくるかなw
2013年2月25日 読了。

久しぶりにSFを読んでみました。やっぱり面白いねぇ。

ブレードランナーというタイトルで映画化されたこの作品、有名ですが読む機会がなく、ようやくという感じで読むことができました。
SFを読むときには、冒頭の話や時代設定をよく読むのが癖で、作者が作ろうとしている世界に自分が溶け込むようにできる状態にしてから読んでいます。SFのような架空の世界が舞台のときは、いかにその世界のことを理解するか、ということが大事だと思っているんです。
アンドロイドが普通に存在する世界というのは、俺が生きている間には実現しないと思いますが、仮に実現できたらどのような気持ちで毎日を過ごすのでしょうね。想像するのが難しいです。
生命ではない擬似生命体。うーん、ありなのかなぁ。

この作品を読みたかった一番大きな理由に、不思議なタイトルがあります。アンドロイドが夢を見ること自体なかなか理解しにくいのですが、夢を見るとしてもなぜ生命体としての羊ではなく「電気羊」の夢なのか?
憧れとしてアンドロイドが生命体の夢を見るというなら、まだ理解できることもありますが、擬似生命体の夢ってのが不思議で。
最後まで読んで、1つの答えというか、多少は理解したような気もするのですが、こんなタイトルよく思いつくよね。

たまーに、自分は夢のなかで生きてる存在じゃないか?と思うことがあります。
誰かの作られた世界の登場人物で、これから起こることも全て誰かが書いたシナリオじゃないのか?と思うこともあります。
別に運命とか神様を信じる人ではありませんが、この世界に生きる人達を、はるかな高みから苦笑いを浮かべながら見ている「創造者」がいるんじゃないかなー?って思うことがあるのです。
アンドロイドとして生を受け、その生の中で見る夢ってのは、そんな感覚に近いのかもしれないね。
読後にそんなことを思いました。
2013年2月24日 読了。

楽しんで読んじゃいました。

さて、日本でこの4巻を読み終えた人は多いのでしょうね。書店の新刊山積みの量がすごかったw新刊本、話題の本、文庫新刊、いろんなコーナーで山積みになってました。

4巻目にしてようやく俺にとって好きな作者である江戸川乱歩が題材となってまして、嬉しいもんです。ただ、好き=詳しいではないので、あまり読んだことがないけどさ。

現実にこの物語のように、男性と女性が出会うってことはあるのかな?新刊書店で働いていたときは、同僚やバイトと仲良くなったことはあっても、お客さんは顔見知りになっても、仲がよくなるってことはなかったしなぁ。まぁ、作中でも栞子さんと大輔さんは店主と従業員って立場になってから仲が良くなってるので、あるといえばあるのかもしれないなぁ。

内容については問題なく楽しんで読めました。物語のラストの展開と、作者後書きの文章で、長くシリーズを続ける感じではないことがなんとなくわかりまして、寂しい反面で、最後まですっきり読めそうです。だらだら続けられても嬉しくないですしね。

物語を作るってのは大変な作業ですよね。読書が好きな人なら同感できると思いますが、一度は自分で小説を書こうと思ったことがあります。小説が好きすぎて、だったら自分が読みたい本を書いてやろうってw
今思うとなんて無謀だったのだろう、とは思います。ただ、若さってやつが引き止めることをしなかったんですね。たぶん、実家の机にフロッピーディスクと殴り書きの原稿がまだあるはずです。全体を100とすれば、20くらいは書き進めてみたんだっけかな。人物の設定、国の設定、おおまかなストーリー。そんな設定資料のようなものもあったはずです。
もう一度書いてみたいですね。
なんでこんなことを書いたか?今回の4巻を読んで思い出したんですね。個人的な小説ってやつを書いたなぁって。

4巻は物語がずいぶん進んでますね。栞子さんと母親の関係、大輔さんとの関係、気になる終わり方ではありますが、5巻を楽しみに待つとしますか。
2013年2月22日
くまざわ書店エスパル福島店にて

1.ビブリア古書堂の事件手帳 4巻(新本) 三上延
  アスキー・メディアワークス 2013年2月22日初版発行 598円

2013年2月23日
Amazonにて

2.二十世紀を騒がせた本(古本) 紀田順一郎
  新潮社(選書) 1993年8月20日発行 251円

2013年2月24日
yahooオークションにて

3.知っ得 幻想文学の手帖(古本)
  學燈社 2007年10月25日 初版発行 500円

個人的なゴタゴタが24日に終了したので、ようやくブログを書ける日が戻ってくるかな。読書もはかどりそう。

さて。。。

1は発売を楽しみにしていたシリーズの4巻目。実はこれを書いてる時点で読み終わってましてw
最初に買った動機は、表紙の女性が好きな雰囲気だったからなんだよね。中身に期待して、ってことじゃないのが悲しい感じですが。。まぁ面白いし、よかったよかった。
4巻はずいぶんと話が進んでますね。まぁだらだらと続けられるより、作者の思ったように書いていただけると、読むほうも安心できます。人気が出たからといって、スカスカの内容でシリーズを続けることはなさそうで、そこは安心しました。寂しいけどねw

2はタイトルで興味を持ちました。そんな本があるのなら読んでみたい!そんな単純な気持ちです。

3はこれから色々な本を読むにあたって、何かの道しるべになりそうかな、と思いました。正直な話、読みたい本はたくさんあっても、時間は無限にあるわけじゃないので、ある程度セレクトして買う必要があるのかな、と考えておりまして。
まぁそれでもほしい本は買っちゃうんだけどさw

昔よりは早いペースで読みふけるこの頃。
充実してるなぁ。
なんか日記に書けない期間にたくさん買ってしまった・・・

2013年2月19日購入分
ブックマーケット福島北店にて

1.火車(古本) 宮部みゆき
  新潮社(文庫) 平成21年6月15日60刷 450円

2.パーフェクト・ブルー(古本) 宮部みゆき
  東京創元社(文庫) 1999年2月12日43版 50円

3.斜陽(古本) 太宰治
  新潮社(文庫) 平成16年5月30日107刷 50円

4.せどり男爵数奇譚(古本) 梶山季之
  筑摩書房(文庫) 2012年8月5日10刷 450円

2013年2月20日
BOO-OFF福島笹谷店にて

5.御宿かわせみ(古本) 平岩弓枝
  文藝春秋(文庫) 2008年6月5日新装版第8刷 300円

6.みるなの木(古本) 椎名誠
  早川書房(文庫) 2000年4月15日発行 105円

7.風の道 雲の旅(古本) 椎名誠
  集英社(文庫) 2004年10月25日第1刷 105円

8.あるく魚とわらう風(古本) 椎名誠
  集英社(文庫) 2001年2月25日第1刷 105円

9.シャーロック・ホームズの冒険(古本) コナン・ドイル/延原謙訳
  新潮社(文庫) 平成16年6月5日105刷 105円

Amazonより

10.第三閲覧室(古本) 紀田順一郎
  新潮社(単行本)1999年7月20日発行 650円

2013年2月21日購入分
Amazonより

11.本の情報辞典(古本) 紀田順一郎監修
  出版ニュース社(単行本) 1997年1月20日初版第4刷発行 650円

yahooオークションより

12.世界の書物(古本) 紀田順一郎
  新潮社(単行本) 昭和52年8月25日発行 500円

13.女の首(古本) 黒澤亜里子
  ドメス出版(単行本) 1985年9月30日 1,000円

14.ドグラ・マグラ(古本) 夢野久作
  早川書房(ポケミス) 昭和31年9月30日発行 2,300円

15.ヤノマミ(古本) 国分拓
  NHK出版(単行本) 2010年3月20日第1刷発行 890円

16.菊地君の本屋(古本) 永江朗
  アルメディア(単行本) 1994年5月27日第4刷発行 560円

17.パックス砦の囚人(古本) モーリス・サイモン/大出健訳
  富士見書房(文庫) 昭和60年12月25日初版発行 560円

古書 あやめ書房より

18.鹿の幻影(古本) 紀田順一郎
  東京創元社(文庫) 1994年2月18日初版 490円

19.古本街の殺人(古本) 紀田順一郎
  東京創元社(文庫) 2000年12月15日新装版初版 490円


いやいや・・・・
3日で19冊て・・・なんぼなんでも買いすぎだろ、俺ってば・・・

さて、買った理由はまた後で書くとしようかw

さて、買った理由と。。。なげぇな、こりゃw

1と2は宮部みゆきさんの本。実は読んだことがないのですよ、俺って。気になってたんだけど、有名な作家さんだし、いつでも読めるかなーって思ってたもんでさw
本を読みまくってる今、ここで読んでおくのもいいかなぁと思って購入してみました。火車、楽しみです。

3は太宰治のチャレンジ第2弾!前回読んだ人間失格の太宰さんの印象を、斜陽で変えることができるかなー?

4は最近のビブリア古書堂の事件手帳(ドラマね)でも取り上げられていましたね。男爵のお話。そういえば読んでなかったなぁと思い、売り切れちゃう前に購入しとこうってw

5は時代小説ですね。あまり読むことのなかったジャンルですが、最近じわじわと俺的流行の兆しでございます。本屋時代から気になってたので、読むのが楽しみです。シリーズものなので、長く楽しめそうなのも嬉しいかな。

6,7,8は毎度おなじみ椎名誠さんですね。結構読んでたりするんだけど、探すと読んでない本が出てくるもんです。まぁ昔から読んでるので、読んだことをすっかり忘れている可能性は高いのですがw

9は最近ルパンを買ったので、ルパンを読んだらこれもでしょう、ということでホームズでございますwこれは友人にホームズなら最初に何を読めばいい?と問いかけたところ、「新潮社」と注意がついたうえで冒険を読めと。なるほど、訳とかで違いがあるのかな?まぁこれも楽しみですね。

10は紀田順一郎さん。ここから紀田さんの本が多くでてきますね。まぁ好きだから、としか言いようがないのですが、オークションで探すと次から次へと未知の本が出てきて困るw
知らない間にたくさん買っちゃうんだなぁ。困ったもんです。

11も勢いで買った本ですねw
本に関するデータブックのような内容で、一気に読まずに、気が向いたときにちょっとだけ読むようなスタイルになりそうです。

12も勢いじゃないかww
これは海外書籍の名作を説明している本ですね。読んだことのない本を読むときの参考にできるかなぁと思って買ってみました。

13は智恵子抄の関連本です。智恵子さんに焦点をあてて、人物像に迫っていく本のようです。なかなかショッキングなタイトルなので、読むまで時間がかかりそうですw

14は読んでみたかった本なんですけど、普通に角川書店の文庫本が流通しているんですよね。上下巻で。それを買えばもっと安く入手できるし、読みやすいかもしれないんですけど、古本を買っていくとこんな本に興味が出てくるから困るのです。
欲しい!って思ったら負けですねw

15は、昔NHKの番組で見たことがあった記憶がありまして。衝撃的な内容だったのを覚えていたので、何も考えずに即購入してしまいました。まだまだ地球は未知の部分だったり、知られていない世界があったりするんですね。

16はヴィレッジヴァンガードというお店が好きだから購入しました。ほんと、それだけの理由です。

17は懐かしくて購入!
これ、俺と同年代の人なら知ってるんじゃないかなぁ。ゲームブックっていうジャンル?なんだけど。RPGをサイコロの出た目で進めていくような本です。
中学生の頃、すごく流行ったんだよね。学校の休み時間に、静かな教室の中でサイコロを振る音だけが響くというw今考えると、すごい光景だなw

18,19は紀田さんの推理小説ですね。もちろん、勢い購入ですw

うわー、たくさん買ったなー。
全部読み終えるのはいつになるのやら。。。。
このニュースにはびっくりしたよね。。

毎年のように「世界がほろびる」だの「地球が消滅する」だの「人類が滅亡する」だの、何の根拠もないような週末予言が報道されたりしてますが。
このニュースには驚かされた。
最初に見たときはイタズラ目的のCGかと思ったもんね。
ここまで規模が大きくて、人類の生活圏に近い場所に落ちる隕石なんて、今後お目にかかることはないんじゃないかなぁと思う。
思うんだけど、ね。
このへんが危機感が足りないのかもしれないね。
今回はたまたまロシアに落ちたけど、今後日本に同様の災害が起きないとは言い切れないもんなぁ。
足元の地震だけでもいつ起きるかと心配なのに、今後は頭上のことまで気にしなければいけないのかな。。。

2013年2月15日 読了。

感動しました。
途中で中断できずに、休み前ってこともあって一気に読みました。
読み終えたときに、泣いていることに気がつきました。

タイトルと児童文学ってところから、ファンタジー系なのかな、って思っていましたが、そうではないのですね。
詳細を書いてしまうとこれから読む方に失礼なので書きませんが、ある女の子に降りかかった出来事から、思い出の日常を振り返る形で物語りは進んでいきます。



少しだけ物語に踏み込んで書いちゃうと。



この物語では「死」というものの概念が描かれています。誰しもが一度は考えると思う「死」という現象。当たり前のことですが、「死」が訪れれば関係する人達には「悲しみ」や「「動揺」、そういったイメージが持たれると思います。
この物語に表現される「死」では、あくまでも俺の受けたイメージですが、「解放」や「新生」、「希望」といったように書かれていると思います。

淡々と書かれる当たり前の日常に、何よりも大切な事がある、そんな当たり前のことをもう一度再認識させてもらいました。
女の子の気持ちの移り変わり、守られる約束と受け継がれる想い。
きまぐれで買った本だけど、読めてよかった。
多くの方に読まれたからこそ、多くの本が古本屋に売られて、50円という値段になっているのでしょう。
こんな素敵な本を手放すなんて、もったいないです。
手元において、いつでも読み返せるようにしておくべきだと思います。

きっと、時間が経ったときにもう一度読むのでしょう。
そのとき何歳になっているかわかりませんが、きっと今と同じ気持ちを抱くのではないかと思ってます。

良い本と出合えました。ありがとうございます。
yahooオークションにて

1.智恵子抄(古本) 高村光太郎
  龍星閣 昭和32年6月15日新版第23刷

2.智恵子抄その後(古本) 高村光太郎
  龍星閣 昭和32年6月15日第18刷 2冊で3,000円

3.月刊太陽(古本)
  平凡社 1975年5月号 460円

4.智恵子抄展(古本)
  二玄社 440円

宮脇書店 ヨークタウン野田店にて

5.WORST 31巻(新本) 高橋ヒロシ
  秋田書店 平成25年2月20日初版発行 439円

6.黒死館殺人事件(新本) 小栗虫太郎
  河出書房新社(文庫) 2012年8月30日7刷発行 945円

さて。。。
1と2はセットで購入。最近の自分の中で心を奪われている智恵子抄ですね。かなり古い本です。俺の生まれる前の本を買ったのは初めてです。すごいな。。。
調べてみると、これはオリジナルではなく、復刻版のようです。オリジナルは昭和16年ぐらいに発行されているそうで。。。
まぁ古くても、多少汚れ等があっても、しっかり読むことはできます。
しかし。。。読めば読むほど心に深く突き刺さるなぁ。

3は昔の月刊誌。これは特集が智恵子抄に関する本だったので、迷わず購入。30年以上前の本なのに、多少変色してるほかには問題なし。綺麗です。
昔の雑誌っておもしろいね。広告とかでも楽しめる。これは思わぬ発見です。ちょっと雑誌にも注目してみよう。

4も智恵子抄。ほんと、俺ってどこまで買うつもりなのかw
これは書店で売られた本ではなく、どこかで智恵子さんの作品による展覧会が開かれたときの出版物のようです。智恵子抄の登場人物としての智恵子さんではなく、芸術家としての智恵子さんの顔を見ることができます。これはこれで素敵ですね。

5はいきなり雰囲気を変えて、漫画です。ものすごくはまっている漫画ですね。おそらく説明不要でしょう。おもしろいです。

6は読んでみたかったのです。一度読みたかったのです。古本屋で探そうと思ったのですが、新刊書店で流通してるので買いました。我慢できなかったってところですか。

最近、本を買いすぎている感はあるのですが、物欲に勝てなくなってきた自分もいます。ほんと、いつ読むんだ?って感じなのですが、そこはそれw
家に帰ってくると、本を読む時間が本当に多くなってきました。本を読んでいる時間がとても大事で、幸せな時間で。
どんなジャンルでも読みたいと思うようになってきたなー。

今日は合計で5,284円のお買い上げでした。
2013年2月9日 読了。

うーん。。。
なんて言ったらいいのか。
俺は日本文学ってのはよく知らないので、人間失格が太宰治の代表作の1つだと思って読んでみたのだけど、そこまでいい話とは思えませんでした。
太宰ファンには失礼な話になっちゃうんだけどね。。。

読む前に、この話は太宰自身の体験等が描かれているような話を聞いていたので、なるほどなぁとか読みながら考えていたけど、仮にそんな話を聞かずにこの本を読んでいたとしたら。おそらく、人間として何かの「病気」や「発作」に悩まされている人の話をただただ描いているだけにしか感じなかったと思うのです。
物語のバックデータとして、太宰治の自伝、もしくは遺書として考えたからこそぎりぎり物語として何かを訴えかけているんじゃないかなぁ。そんな読後の感想を持ちました。

この話だけで太宰治という作家について批評めいたことを書くつもりはありませんが、仮にこの物語を太宰治ではない、現代の新人作家が書いたとすれば、同様の評価を得られただろうかと考えてしまいます。

俺が読んだ時期が遅かったのか、もっと若い、感受性が強い時期に読んでいたら、また違った感想を持ったのかもしれません。毎日仕事に追われ、働くことが当たり前と思っている、家族を守るために苦しいことに立ち向かう必要がある、そんな状況に置かれている自分からすれば、何が書きたかったのかわかりませんし、わかることもないかもしれません。

このような人生を送る人がいるかもしれない。
自分が同様の立場におかれたら、どんな行動をとるのだろう。
色々考えることはありましたが、俺にとっては難しすぎる物語でした。

太宰治の他作品を読んでみたい。
良くも悪くも太宰治という作家に興味を持ったことは事実です。
次は何を読んでみようかな。
book cafe 火星の庭にて

1.高村光太郎(古本) 吉本隆明
  講談社(学術文庫) 1991年2月10日第一刷発行 700円

2.世界の書物(古本) 紀田順一郎
  朝日新聞社(文庫) 1989年3月20日第1刷発行 400円

3.さまよえる湖(古本) スウェン・ヘディン/岩村忍訳
  角川書店(文庫) 平成元年11月15日13版発行 200円

4.本は、これから(古本) 池澤夏樹編
  岩波書店(新書) 2010年11月19日第1刷発行 300円

5.ブックカフェのある街 前野久美子編・著
  メディアデザイン(仙台文庫) 2011年10月21日初版第2刷発行 987円

さて、まずは買った本の説明から。
1は高村光太郎さんに関する本。もっと深く彼のことを知りたかったので、タイミング的にぴったりでした。これは急いで読まずに、じっくりと噛み砕くように読んでいこうと思っています。

2は古書ミステリーの本を読んだことがある紀田順一郎さんの本。衝動買いですね。どんな内容なのかもわからないまま、「きっとおもしろいだろう」という直感のみで購入です。

3はタイトルに惹かれて。なんか興味あるじゃない?湖がさまよってさ。たぶん、俺はこの湖のことを知ってるはずだけど、興味があったので購入。

4はタイトルがいいじゃないですか。本当に、俺もそう思います。これだけ本を読まないと言われる時代になっても、ケータイ小説なんかが流行ったりしてるし。相変わらず漫画は売れてるし。いいじゃないですか。本=難しいモノってイメージではなく、読書という文化がなくならない状態であれば。携帯やスマホ等で本を読む人も増えているのでしょうが、本って自分でページをめくって、紙の質感を感じながら読むのがいいと思うんですよね。
本屋が少なくなってきてるし、出版される冊数も減少しているかもしれないですけど、まだまだ文化としてなくなることはないと思ってます。
こんな考えはおかしいですかね?

5は、今日の最大の目的だったことにも関連します。ですので、そちらと一緒に。

さて、今日は休日で用事も無かったので、前から考えていた遠征を実行してみたのでした。
目的は仙台市にあるブックカフェ「火星の庭」さんを訪れること!
ずっと行きたかったけど、なかなか都合がつかなくて、行きたい気持ちだけが大きく膨らんでいました。
高速バスに乗って、片道70分の旅。小学生の頃の遠足に行くような、どきどきする気持ちを抑えながら杜の都を目指します。
お店の外観は写真で見ていたので、到着したときには初めて来たのに懐かしい気持ちだったり。
素敵なお店でした。
俺のほかにお客さんが誰もいなかったこともあって、じっくり、ゆっくり本を見させていただきまして。お店の外にある均一棚、お店の中の整然と並べられたたくさんの本。あーやっぱり本屋さんっていいなぁ。
見たこと無い本が多くて、わくわくする反面、高い本なんじゃないか?って考えが頭をよぎり、手に取る本は少なかったかなぁ。

5の本を精算したときに、店員さん(この方が5の本に書かれているケンさんなのかな?)が「この表紙ってリバーシブルになってるんですよ」って話しかけてくれたので、ついつい勢いで「このお店にくることが憧れでした!」とか言ってしまったりw今考えると恥ずかしいぞ。

てことで、5の本は「火星の庭」さんの誕生について店主自らが書かれた本でした。仙台文庫ってのは知らなかったけど、他に置かれていた本も楽しそうだったな。今度行ったときに購入してみよう。

ただ、ひとつだけ。
ブック「カフェ」ってくらいなので、ご飯食べたり、お茶したりできるんだけど、緊張してそれどころじゃなかたw予定では火星の庭さんでお昼ご飯を食べようと思ってたんだけどね。いやー、頭が真っ白ですっかり忘れてましたさ。
コーヒー飲みたかったなぁw
amazonより

1.街の古本屋入門(古本) 志多三郎
  光文社(文庫) 昭和61年11月20日初版1刷発行 700円(送料込)

2.智恵子抄(古本) 伊藤信吉/北川太一/高村規 共編
  社会思想社(現代教養文庫) 1999年5月15日初版第44刷発行 540円(送料込)

3.水晶の栓(古本) モーリス・ルブラン/平岡敦【訳】
  早川書房(文庫) 2007年2月28日発行

4.カリオストロ伯爵夫人(古本) モーリス・ルブラン/平岡敦【訳】
  早川書房(文庫) 2005年8月31日発行

5.怪盗紳士ルパン(古本) モーリス・ルブラン/平岡敦【訳】
  早川書房(文庫) 2005年9月15日発行 3冊で1,082円(送料込)

1は以前読んだ「わたしの小さな古本屋」に書いてあった本です。古本屋を開業する人が読んでおくとよいらしい、との話だったので迷わず購入w
2は俺には珍しい詩集ですね。高村光太郎さんによる詩集ですが、タイトルにもなっている奥様の智恵子さんの紙絵が掲載されています。この智恵子抄という詩集は、俺が小さい頃から常に心にひっかかりのあった詩集です。国語の教科書に智恵子抄に収録されている「レモン哀歌」という詩が掲載されていました。初めて読んだときに衝撃を受けたのです。なんて綺麗な、悲しい詩なんだろう!とりたて詩には興味もなかった、今でもあまり興味はないのですが、読み物としての詩を始めて意識した本です。感想は後日に詳しく。
3.4.5は、これも子供の頃からの影響ですね。怪盗ルパンシリーズ。大好きです。子供向けの本で、ルパンかホームズか、友人と意見がわかれたくらい熱中して読み漁った本です。初めて図書館を利用した話がルパンシリーズでしたね。昔を懐かしみながら、もう一度楽しみたいですね。

今回は5冊で2,322円のお買い上げでした。
西沢書店 北店にて

1.多重人格探偵サイコ(18)(新本) 田島昭宇/大塚英志
  角川書店(コミック) 2013年2月4日初版発行

2.Sunny(3)(新本) 松本大洋
  小学館(コミック) 2013年2月4日初版第1刷発行

3.東西ミステリーベスト100(新本) 文藝春秋編
  文藝春秋 週刊文春1月4日臨時増刊号

1は昔から、それこそ中学生くらいから好きな田島昭宇さんのコミック。まだファイコンが現役のゲームハードだったころ、MADARAっていう漫画で好きになったのがきっかけかな。綺麗な絵と、大塚さんのどこまでも踏み込みそうなストーリーが好きです。そろそろ完結しそうなのが少し悲しい。
2はこれまた大好きな漫画家である松本大洋さんのコミック。松本大洋さんの漫画では、鉄コン筋クリートってのが一番好きで、何度読み直したかわからないくらいです。このSunnyも独特の世界観が大好きです。ゆっくりと、時間をかけて読みたいなぁと思ってます。
3は衝動買いですね。副題に「死ぬまで使えるブックガイド」って書いてあったので、死ぬまで使おうと思ってますw国内編の9位に京極夏彦さんの「魍魎の匣」がランクインしてたので、京極さんが好きな俺としては嬉しくて買ってしまったのですよ。魍魎の匣は本当におもしろいよ。会う人にだいたい勧めてると思う。面白い本ない?って聞かれれば、すかさず教えてますwまぁ死ぬまでにこれに掲載されてる100冊は読んでみたいかな。

今日は合計で2,359円のお買い上げでした。
俺にとってのとっておきって意味だからね。

205号室はチャンダンの香り

2006年6月15日に初版第1刷が発行されたこの写真集。
俺が多額の借金を抱えて、人生がどうしようもなくなってしまったとしても、絶対に手放さない写真集と断言できる本です。
おそらく作者が205号室に住んでいたと思われるこのタイトル。写真は住んでいる女の子の日常を淡々と写しています。
普通はそんなに気にも留めない写真集ですね。
俺にとっては作者が大きな意味をもってます。

写真集の作者は友人です。
大事な、本当に大事な友人です。
俺が無職で人生の底に落ちていたとき、俺の精神を救ってくれた2人のうちの1人です。
仕事が始まってから疎遠となり、連絡をとらなくなり。
いつまでも連絡してちゃまずいかな?って気持ちもあった。
でも、どこかでもう一度連絡取りたいって気持ちはあった。

なぜ今日この日記を書いたのか?
連絡がとれたからです。

まぁ向こうは忘れてたんだけどねw
それでも、思い出してくれたことが嬉しい。
連絡っても、本当に一言だけだったけど、10年以上待ち焦がれた瞬間です。
覚えてなかったってことは、俺がどんな人間かわからない状態で連絡をしてくれたってことだし、本当に嬉しい。

今日はゆっくり写真集を見てから寝ることにします。
2013年2月3日読了。

ポプラ文庫ってのがあること自体知らなかったのが情けないね。。。

古本道場っていうくらいだから、一般的な人が古本にどっぷりとはまっていく過程を書いてる本ですね。
本が元々好きだから、欲しい本は新刊書店で買うことが普通だったけど、まぁ古本屋が身近に無かったってのもあるけどね、俺も東京に住んでいたらこんな感じで古本の楽しさを感じたのかもしれないなー。
本って、新刊書店で買えるうちはそれでいいんだけど、ある特定の人にしか需要がない本ってのもあるんだよね。そんな本って、時間が経つと新刊書店では買えなくなっちゃう。流通されなくなるからね。
俺が本屋で働いてたときも、新刊本が店頭に並ぶのは3ヶ月間が最長だったな。これはどこの書店でも一緒だと思う。新刊本って返品期間がほとんど3ヶ月なんだよね。だから、ほしい本は出たらすぐに買っておかないと、2度と巡り合うことができなくなっちゃう。
でも、そんな本でも誰かが買ってたりして、それを古本屋に売ってたりするんだよね。てことは、古本屋に行く必要ができるわけだ。

こんな本を読んでいると、東京に住みたくなるね。仕事の関係で難しいことだけど、休みの日だったり、会社帰りにふらっと古本屋に立ち寄れるってのがなかなか贅沢だし、幸せなことなのかもしれないなぁ。
俺が住んでる福島にはBOOK-OFFのようなチェーン店しかないし、そもそも新刊書店が少なくなってることもあって、もしかしたらそんなに本を読む風土じゃないのかもしれないね。
こんなブログを書いて、少しでも本を読むこと=贅沢な時間、ってのが伝えられたら嬉しいんだけどね。

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